UbuntuにOpenAMをインストールする方法

■OpenAMのインストール

1.FQDNの設定
FQDNの準備
OpenAMをセットアップする際に、完全修飾ドメイン名(FQDN)を指定する必要があります。
セットアップの前に、openam.example.comのようなFQDNでサーバーにアクセスできることを確認して下さい。
評価目的でOpenAMを使用する場合は、/etc/hostsファイル(Linux)や%SystemRoot%\system32\drivers\etc\hostsファイル(Windows)に、
FQDNが適切に割り当てられていることを確認して下さい。
私がテスト用にインストールするときは、/etc/sysconfig/networkのHOSTNAMEもFQDNにしています。

$sudo vi /etc/hosts
以下を追加
127.0.0.1 openam14.example.com localhost …
::1 localhost localhost.localdomein …

$sudo vi /etc/hostname
openam14.example.com

win10
hosts
192.168.0.102 openam14.example.com

2.OpenAMのダウンロード
cd /home/hogehoge/downloads
wget https://github.com/openam-jp/openam/releases/download/14.0.0/openam-14.0.0.war

3.所有権、権限、ファイル名を変更
sudo chown tomcat:tomcat openam-14.0.0.war
sudo chmod 754 openam-14.0.0.war
sudo mv openam-14.0.0.war openam.war

4.OpenAMをデプロイ
sudo cp -p openam.war /opt/tomcat/webapps

5.OpenAM初期設定
http://openam14.example.com:8080/openam/

6.5.で下記エラーが発生する場合はTomcatディレクトリの所有者とグループをtomcatに変更します。
com.sun.identity.common.configuration.ConfigurationException: Configurator does not have write access to /opt/tomcat.
com.sun.identity.setup.AMSetupFilter.doFilter(AMSetupFilter.java:132)
org.forgerock.openam.audit.context.AuditContextFilter.doFilter(AuditContextFilter.java:51)

sudo chown -R tomcat:tomcat /opt/tomcat

■OpenAMの初期設定

  1. 初期画面
    初期設定画面では「デフォルト設定の作成」を選びます。
  2. ライセンスCDDL表示
    CDDLライセンスへの同意画面が開きます。
    右のスクロールバーで下までスクロールします
  3. ライセンスへ同意
    じっくり読んでいただいて同意するのであれば、チェックを入れて「Continue」を選びます。
  4. 管理アカウントパスワード設定
    デフォルトユーザー [amAdmin]
    pass:******

  デフォルトポリシーエージェント [UrlAccessAgent]
  pass:******

  1. 設定中
    設定が開始され画面上に処理内容が表示されます。
  2. 設定完了
    設定が滞りなく完了すると、ログインするように促されます。
  3. ログイン後の画面
    amadminでログインし、レルム画面が表示されれば初期設定は完了です。
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